Day.45...happy birthday!! |
07/16-17:57-COM(0)-TB(0)-記憶 |
話したいことがある
君に伝えたいことが
すぐじゃなきゃダメだ
必ずじゃなきゃイヤだ
僕らは永遠なんて信じないだろ?
(紗のような薄紙の封筒が冒険者としては小さく纏められた荷物の上に投げ出してある)
(差出人の名は無い 宛先は荷物の持ち主で間違いが無いようだ)
(手紙の封は、玉虫色にも見えるワックスが落とされていたが今はもう剥がされている)
(光に翳してみれば、それはメビウスの輪を刻んだものであることがわかるだろう)
(1枚目 達筆な文字がびっしりと並んでいる)
久しぶりだね、王殺しの春。……そういうと君はまた眉間に皺を寄せるのかな?
君をその島に送り出してもうどれほどだろうか。よき出会いは君に訪れたかな。……そこが君にとって実り多きものであることを願っているよ。そうしてそこで成長した君が僕達にまた新たな力を与えてくれることも。
どうやら僕の便箋が一番最初みたいだ。突然僕がこんな風に言葉を綴るのを見て君は困惑するのかもしれないけれど、屋敷の皆君に会いたがっているんだよ。それから、君におめでとうの気持ちを伝えたいと思っている。
プリマヴェーラ……いや、シャハラザード。誕生日おめでとう。君の生まれた国の言葉ではBuon compleannoというのかな。それともTavalodet Mobarakのほうが良いのかな。あまり詳しく無いからよくわからないけれど。今日はシャハラザードがこの世に生を受けた日なんだろう?僕が君に出会ったとき、もうシャハラザードは死んでしまっていたから、生きていた君に、……シャハラザードに会いたかったな、と今唐突に思ってしまったよ。今の君のようにシャハラザードも笑う人だったんだろうか。またいつか、君の第二の誕生日もお祝いできたらよいな。それまでには一度帰っておいで。
カザキも手紙を、ってお願いされたんだけど君も予想できるように彼女は自分の分も僕に押し付けてしまったから、この手紙を僕と彼女の連名にしておきます。でも彼女も、僕と同じくらいに……いや僕以上に、君が無事にまた新たに年を重ねることが出来たことを祝福していることだけは覚えていてください。
君の新たな年にどうか、君が渇望を手に入れることが出来ますように。
From Arashi, Kazaki.
追伸:今期の分の報酬、どうしたら良いかな。君はいつも屋敷にいないからいつもいつも困っているんだよ。結構いい金額になっているので早く帰ってきて受け取ってください。
もし旅の途中で必要ということだったらそこから送るのでまた誰かに言伝でも。君の同僚で確実なのはユーグ辺りかな。マグノリアはまた居ないしエースはきっと嫌がらせするだろうからね。
君達4人(マグノリアを入れたら5人か)の仲の良さには時々驚きます。集めた僕達としては嬉しい誤算だけど。
(3枚目 やけに肩が凝りそうな文字が並んでいる)
今度会うときまでにそのちゃらちゃらした言動をなんとかしておけ
誕生日おめでとう
(4枚目 どうと表現することも出来ない“普通”の文面)
俺にも書けと言われました。ユーグの後は書きづらいなぁ。とりあえずお誕生日おめでとう。
……まあ俺は公私共にぼちぼちやっています。ディアという響きにも慣れました。というのも変な話だけど。
あと知ってる?マグノリアって兄貴いるらしいぜ?知らなかったの俺だけなのかな。まあそれが最近一番驚いたことかな。
相変わらずカザキ様が連れてくるのはガチ白兵ばっかりで俺の研究に理解ある人がなかなか館にはやってきません。お前そっちで誰かスカウトしてきてください。最近みんな制圧系任務に出てるから最早チェスの相手すら居なくなってきてるんだぜー
えーと、あとなんだろう。あ、タケルが通りそうなので代わります。早く帰ってこーい。
(5枚目 便箋の端々に白い小麦粉)
リデル様が前にオレにダメ出ししたフィグのブール、今度こそ上手く出来たと思うので早く味見にしに帰ってきてください。
今度こそぎゃふんと言ってもらうんですからねっ
(7枚目 微かに香る硝煙の香り)
ぐっもーにーん☆サフィでーす。元気してるー?オヒメサマは見つかった?まぁそんな期待して無いけど、一応頑張ってねー。……や、本当に心配はしてるよ?貴重な我が邸のガンナーだもんね、ヴェイラは。センヤイチヤの調子はどう?多分君のことだからどうせしばらくはメンテにも帰ってこないんだろうけどさ。
私も遊びに行きたいなー。珍しい素材とか凄い職人とかたくさんなんでしょ?いいなぁ、もう!本当に羨ましいよ。タダでさえヴェイラ達はいろんな国を回って旅できるのにさ、招待状まで奪わなくたっていいじゃない?そりゃ私は職人だし体力無いし君達、4枚のカードみたいに強くも無いけどさ。それがご主人様たちの意向なら私には何も言えないけど。
悔しいから何かこっちじゃ手に入らなさそうな素材、持って帰ってきてね!あとあと珍しい武器があったらそれも!帰ってきたら何か料理ご馳走してあげるからさー。やだなぁ、遠慮しなくてもいいのよ?
そうそう、それからお誕生日オメデトウゴザイマス。君はもう年をとるわけじゃないけど……それでもやっぱり身体は大切にしてね。今回、屋敷のみんなでヴェイラに手紙書くことにしたんだよ。驚いたでしょー?発案者はアタシだから☆帰ってきたら特価でシラユキヒメとセンヤイチヤのメンテナンスしてあげる!二人のお姫さまたちにヨロシクね。アリスだけじゃなくて、私の娘達にも構ってあげないと怒っちゃうぞー。その前に二人が拗ねちゃうだろうけどさ。ばーか。
(8枚目 木蓮の香りが微かにする)
誕生日おめでとう
この手紙が、君と君の姫の目に留まり、二人が黄金色の午後の中でこれを読むことを祈っている
私は今は相変わらずのんびりと任務についている
そうそう、喋る機械仕掛けのひよこを見つけてね
今度私が戻った時に誰かに作らせようと思っているから屋敷に帰ったら目をかけてあげておくれ
それからこの間宝物庫に忍び込んだ時に出会った……
(以下延々と旅先で見つけた女性についての話のようだ)
(9枚目 やけにカラフルで目が痛い)
はぴば☆☆
(という部分だけかろうじて読めあとは象形文字のようになっている)
(12枚目 冷たい鋼のような文字)
Tibi gratias ago、というのだったかしら。もう幾つになったの?
長くお目にかかって無いけれど相変わらず貴方はこの大地を彷徨っているのね。
そういえばこの間旅先で、貴方の作った香りに触れました。
本当に可愛らしい女の子だったけれど貴方には勿体無いわ。それにその子、別の男を連れていたから捨てられちゃったのね。なんて可哀相なシャハラザード。なんて可哀相な錦上添花。
悔しいのなら早く貴方の御姫様を私達の前に連れてきてごらんなさいな。
そのときには貴方の祝福を歌ってあげるし祝詞もあげてあげるわ。
……ああ、でも貴方はその御姫様と結ばれたいわけではないのよね。可笑しな子。時が長引けば長引くほどに貴方は所有欲を満たせずには居られなくなるというのに。柔らかい戒めは今に鋼に変わってしまうわ。
それから、貴方を錦上添花と名づけた方にお会いしてきたわ。儚く美しい方ね。
その方からも貴方に祝福を。その島での宝探しとやらに飽きたら会いに行って差し上げたらどう?
……命の恩人は大切にするべきよ。いつどこの家のものに暗殺されるかもわからないのだから。木蓮がいつか殺しに行ったようにね。
もう紙面が尽きてしまうわ。ユーグもエースも勿論私も貴方の帰りを待っています。
新しいお酒を用意しておくから、今度は貴方がとびっきりの寝物語を語る番よ。待っているわ。
愛を込めて。
(13枚目 便箋の中ほどに乱暴な走り書き)
見つからない探し物 174年目突入おめでとう
永遠にソレが見つからないことを願ってやる
そうすればお前は永遠に生きていられるんだろう?
少なくとも俺が死ぬまではこの世にいるよな?
とっとと帰って来い 退屈で死にそうだよ
話したいことがある
君に伝えたいことが
すぐじゃなきゃダメだ
必ずじゃなきゃイヤだ
僕らは永遠なんて信じないだろ?
永遠を獲得した君へ
新たな年が幸福と共に君に降り注ぎますように
君に伝えたいことが
すぐじゃなきゃダメだ
必ずじゃなきゃイヤだ
僕らは永遠なんて信じないだろ?
(紗のような薄紙の封筒が冒険者としては小さく纏められた荷物の上に投げ出してある)
(差出人の名は無い 宛先は荷物の持ち主で間違いが無いようだ)
(手紙の封は、玉虫色にも見えるワックスが落とされていたが今はもう剥がされている)
(光に翳してみれば、それはメビウスの輪を刻んだものであることがわかるだろう)
(1枚目 達筆な文字がびっしりと並んでいる)
久しぶりだね、王殺しの春。……そういうと君はまた眉間に皺を寄せるのかな?
君をその島に送り出してもうどれほどだろうか。よき出会いは君に訪れたかな。……そこが君にとって実り多きものであることを願っているよ。そうしてそこで成長した君が僕達にまた新たな力を与えてくれることも。
どうやら僕の便箋が一番最初みたいだ。突然僕がこんな風に言葉を綴るのを見て君は困惑するのかもしれないけれど、屋敷の皆君に会いたがっているんだよ。それから、君におめでとうの気持ちを伝えたいと思っている。
プリマヴェーラ……いや、シャハラザード。誕生日おめでとう。君の生まれた国の言葉ではBuon compleannoというのかな。それともTavalodet Mobarakのほうが良いのかな。あまり詳しく無いからよくわからないけれど。今日はシャハラザードがこの世に生を受けた日なんだろう?僕が君に出会ったとき、もうシャハラザードは死んでしまっていたから、生きていた君に、……シャハラザードに会いたかったな、と今唐突に思ってしまったよ。今の君のようにシャハラザードも笑う人だったんだろうか。またいつか、君の第二の誕生日もお祝いできたらよいな。それまでには一度帰っておいで。
カザキも手紙を、ってお願いされたんだけど君も予想できるように彼女は自分の分も僕に押し付けてしまったから、この手紙を僕と彼女の連名にしておきます。でも彼女も、僕と同じくらいに……いや僕以上に、君が無事にまた新たに年を重ねることが出来たことを祝福していることだけは覚えていてください。
君の新たな年にどうか、君が渇望を手に入れることが出来ますように。
From Arashi, Kazaki.
追伸:今期の分の報酬、どうしたら良いかな。君はいつも屋敷にいないからいつもいつも困っているんだよ。結構いい金額になっているので早く帰ってきて受け取ってください。
もし旅の途中で必要ということだったらそこから送るのでまた誰かに言伝でも。君の同僚で確実なのはユーグ辺りかな。マグノリアはまた居ないしエースはきっと嫌がらせするだろうからね。
君達4人(マグノリアを入れたら5人か)の仲の良さには時々驚きます。集めた僕達としては嬉しい誤算だけど。
(3枚目 やけに肩が凝りそうな文字が並んでいる)
今度会うときまでにそのちゃらちゃらした言動をなんとかしておけ
誕生日おめでとう
(4枚目 どうと表現することも出来ない“普通”の文面)
俺にも書けと言われました。ユーグの後は書きづらいなぁ。とりあえずお誕生日おめでとう。
……まあ俺は公私共にぼちぼちやっています。ディアという響きにも慣れました。というのも変な話だけど。
あと知ってる?マグノリアって兄貴いるらしいぜ?知らなかったの俺だけなのかな。まあそれが最近一番驚いたことかな。
相変わらずカザキ様が連れてくるのはガチ白兵ばっかりで俺の研究に理解ある人がなかなか館にはやってきません。お前そっちで誰かスカウトしてきてください。最近みんな制圧系任務に出てるから最早チェスの相手すら居なくなってきてるんだぜー
えーと、あとなんだろう。あ、タケルが通りそうなので代わります。早く帰ってこーい。
(5枚目 便箋の端々に白い小麦粉)
リデル様が前にオレにダメ出ししたフィグのブール、今度こそ上手く出来たと思うので早く味見にしに帰ってきてください。
今度こそぎゃふんと言ってもらうんですからねっ
(7枚目 微かに香る硝煙の香り)
ぐっもーにーん☆サフィでーす。元気してるー?オヒメサマは見つかった?まぁそんな期待して無いけど、一応頑張ってねー。……や、本当に心配はしてるよ?貴重な我が邸のガンナーだもんね、ヴェイラは。センヤイチヤの調子はどう?多分君のことだからどうせしばらくはメンテにも帰ってこないんだろうけどさ。
私も遊びに行きたいなー。珍しい素材とか凄い職人とかたくさんなんでしょ?いいなぁ、もう!本当に羨ましいよ。タダでさえヴェイラ達はいろんな国を回って旅できるのにさ、招待状まで奪わなくたっていいじゃない?そりゃ私は職人だし体力無いし君達、4枚のカードみたいに強くも無いけどさ。それがご主人様たちの意向なら私には何も言えないけど。
悔しいから何かこっちじゃ手に入らなさそうな素材、持って帰ってきてね!あとあと珍しい武器があったらそれも!帰ってきたら何か料理ご馳走してあげるからさー。やだなぁ、遠慮しなくてもいいのよ?
そうそう、それからお誕生日オメデトウゴザイマス。君はもう年をとるわけじゃないけど……それでもやっぱり身体は大切にしてね。今回、屋敷のみんなでヴェイラに手紙書くことにしたんだよ。驚いたでしょー?発案者はアタシだから☆帰ってきたら特価でシラユキヒメとセンヤイチヤのメンテナンスしてあげる!二人のお姫さまたちにヨロシクね。アリスだけじゃなくて、私の娘達にも構ってあげないと怒っちゃうぞー。その前に二人が拗ねちゃうだろうけどさ。ばーか。
(8枚目 木蓮の香りが微かにする)
誕生日おめでとう
この手紙が、君と君の姫の目に留まり、二人が黄金色の午後の中でこれを読むことを祈っている
私は今は相変わらずのんびりと任務についている
そうそう、喋る機械仕掛けのひよこを見つけてね
今度私が戻った時に誰かに作らせようと思っているから屋敷に帰ったら目をかけてあげておくれ
それからこの間宝物庫に忍び込んだ時に出会った……
(以下延々と旅先で見つけた女性についての話のようだ)
(9枚目 やけにカラフルで目が痛い)
はぴば☆☆
(という部分だけかろうじて読めあとは象形文字のようになっている)
(12枚目 冷たい鋼のような文字)
Tibi gratias ago、というのだったかしら。もう幾つになったの?
長くお目にかかって無いけれど相変わらず貴方はこの大地を彷徨っているのね。
そういえばこの間旅先で、貴方の作った香りに触れました。
本当に可愛らしい女の子だったけれど貴方には勿体無いわ。それにその子、別の男を連れていたから捨てられちゃったのね。なんて可哀相なシャハラザード。なんて可哀相な錦上添花。
悔しいのなら早く貴方の御姫様を私達の前に連れてきてごらんなさいな。
そのときには貴方の祝福を歌ってあげるし祝詞もあげてあげるわ。
……ああ、でも貴方はその御姫様と結ばれたいわけではないのよね。可笑しな子。時が長引けば長引くほどに貴方は所有欲を満たせずには居られなくなるというのに。柔らかい戒めは今に鋼に変わってしまうわ。
それから、貴方を錦上添花と名づけた方にお会いしてきたわ。儚く美しい方ね。
その方からも貴方に祝福を。その島での宝探しとやらに飽きたら会いに行って差し上げたらどう?
……命の恩人は大切にするべきよ。いつどこの家のものに暗殺されるかもわからないのだから。木蓮がいつか殺しに行ったようにね。
もう紙面が尽きてしまうわ。ユーグもエースも勿論私も貴方の帰りを待っています。
新しいお酒を用意しておくから、今度は貴方がとびっきりの寝物語を語る番よ。待っているわ。
愛を込めて。
(13枚目 便箋の中ほどに乱暴な走り書き)
見つからない探し物 174年目突入おめでとう
永遠にソレが見つからないことを願ってやる
そうすればお前は永遠に生きていられるんだろう?
少なくとも俺が死ぬまではこの世にいるよな?
とっとと帰って来い 退屈で死にそうだよ
話したいことがある
君に伝えたいことが
すぐじゃなきゃダメだ
必ずじゃなきゃイヤだ
僕らは永遠なんて信じないだろ?
永遠を獲得した君へ
新たな年が幸福と共に君に降り注ぎますように
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