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その身を赤く染め抜いた
スイートピーにワイルドベリー
ゼラニウム、ピオニー、フリージア
貴女が寂しく無いように
その混沌の紅は貴女に寄り添う
マグノリアが舞い散るその王国に咲く
ただただ目眩く薔薇の棺
それは誰もが切に望み願った絢爛の春

リデルno.012“Lucifer”

（あの赤く光る星はきっと貴女の最期の煌き）



*colore:■ruby red
*scena:----------

*concetto:紅が敷き詰められた棺で貴女は眠る

半年前で止まってしまったあなたの笑顔だけが私の中に残っています。
またお酒を飲みましょう、と柔らかく伏し目がちに笑ってくれた記憶だけ。
私が感じているのは罪悪感か後悔かそれとも困惑か。

PL繋がりと同時に、私があの場にあれたのは偽島があったからなのだとぼんやりと思い起こし
これが“錦上添花”として、あるいはそのPLとしての餞だと信じて……
こんな風に貴女の結果を過去から見起こしたりしたくはなかったけれども。

こんな風に言葉を寄せるのは失礼なのかもしれませんが、どうか、どうか
私の気持ちも言葉が何かに叩き落されたとしてもそれは構わない
錦上添花の紡ぐ香りだけが空へと昇華され、あの明けの明星の煌きへと届きますように
アダムの最初の妻の名を冠す貴女に、そのかつて天界で光を纏い闇へ堕ちたその名が相応しいのかはわからないのだとしても

今度お会いする時、また桂花陳酒飲みましょうね。
もう少しお酒にも強くなっておきますから焼酎も是非に。