Day.3 |
06/05-06:54-COM(0)-TB(0)-記憶 |
親愛なる、俺のアリス。
やあ、元気にしている?
君にたどり着く手がかりが見つかったよ。
今、不思議な島にいる。世界の南の果てにあるんじゃないかと思うほどの。
この島には七つの宝玉が眠っていて、それさえあれば財宝が手に入るそうだ。
俺にとっての財宝。……そんなもの今更答える必要なんてないだろう?
アリス。
今君は何をしているんだろう?
そう、ひょっとしたら……君もこの島に居るのかな。そんな気もするんだ。
だって、俺はこの島に「財宝」を手に入れるために来たんだからね。
ただどうか、そうであったとしても無茶はしないで俺が傍に行くまで待っていて欲しい。
どうやらこの島には色々物騒な生き物も多いようだから。
怪我なんてしたら――俺は狂ってしまうかもしれない。わかるだろう?
そうそう、君にたどり着く道の供が出来たよ。
俺は今すぐ一人ででも、君の元へ駆けて行きたいのだけれど…どうやらこの場所では互いに協力した方が早いみたいだから。
一人はアナスタシアという子だ。年若い…18程の。
夜の砂漠に咲くような香りを持つ女の子だよ。
口を開けば月よりも太陽の下が似合うようだけれど。
素敵な声をしていて……俺の心臓に直接呼応する感じがするんだ。
ああ、ごめんね。もし君がこれで嫉妬しまったら……それは俺にはやはり嬉しくもあるけれど同時に不本意だ。
俺の全ては君のもので……それはどんな時でも揺らがない。
それだけは信じていて欲しい。
もう一人はウィリックという神父。
そう、神父だ。俺の苦手なね。それは知っている?
どうやらアナスタシアの知己のようだから心配はない。
それに彼の緩いことといったら!
いつかアリス、君にもあわせてあげたいかもしれない。
きっと今の窮屈な暮らしの息抜きになると思うんだ。
本当は誰にも会わせたくなんか無いけれど。
でも……彼がそのようでよかった。
だってここで浄化されたら、君に会えないだろう?
とりあえず今日の手紙はここまで。
またすぐに手紙をかくよ。……君が寂しく無いように。
それよりもすぐに君に会いたい。
やあ、元気にしている?
君にたどり着く手がかりが見つかったよ。
今、不思議な島にいる。世界の南の果てにあるんじゃないかと思うほどの。
この島には七つの宝玉が眠っていて、それさえあれば財宝が手に入るそうだ。
俺にとっての財宝。……そんなもの今更答える必要なんてないだろう?
アリス。
今君は何をしているんだろう?
そう、ひょっとしたら……君もこの島に居るのかな。そんな気もするんだ。
だって、俺はこの島に「財宝」を手に入れるために来たんだからね。
ただどうか、そうであったとしても無茶はしないで俺が傍に行くまで待っていて欲しい。
どうやらこの島には色々物騒な生き物も多いようだから。
怪我なんてしたら――俺は狂ってしまうかもしれない。わかるだろう?
そうそう、君にたどり着く道の供が出来たよ。
俺は今すぐ一人ででも、君の元へ駆けて行きたいのだけれど…どうやらこの場所では互いに協力した方が早いみたいだから。
一人はアナスタシアという子だ。年若い…18程の。
夜の砂漠に咲くような香りを持つ女の子だよ。
口を開けば月よりも太陽の下が似合うようだけれど。
素敵な声をしていて……俺の心臓に直接呼応する感じがするんだ。
ああ、ごめんね。もし君がこれで嫉妬しまったら……それは俺にはやはり嬉しくもあるけれど同時に不本意だ。
俺の全ては君のもので……それはどんな時でも揺らがない。
それだけは信じていて欲しい。
もう一人はウィリックという神父。
そう、神父だ。俺の苦手なね。それは知っている?
どうやらアナスタシアの知己のようだから心配はない。
それに彼の緩いことといったら!
いつかアリス、君にもあわせてあげたいかもしれない。
きっと今の窮屈な暮らしの息抜きになると思うんだ。
本当は誰にも会わせたくなんか無いけれど。
でも……彼がそのようでよかった。
だってここで浄化されたら、君に会えないだろう?
とりあえず今日の手紙はここまで。
またすぐに手紙をかくよ。……君が寂しく無いように。
それよりもすぐに君に会いたい。
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